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第2回<第六大陸(2)>
  〜小説〜

宇宙での結婚式

一人の少女が夢見る月での結婚式…。

前回のコラムでも紹介したように月に行くロケットはできました。あとは、式場さえできれば一流のサービスの演出を待つだけです!もちろん月面でです。すてきな結婚式になるでしょうね〜。・・・ではどうやって、月に結婚式場を創るんでしょう??

第六大陸2
 

その前に、月ってどんな環境だと思いますか?重力が地球の1/6だから、空気が逃げてしまい、月の上で生身の人間が生きていくことはできません。たとえ宇宙服を着たとしても、結婚式場を創ることは地球上とは比べられないほど人間には難しいです。では、誰が働くかというと…万能ロボット「マルチブル」くんです!これは移動式の車輪を持ったロボットで、自分で考え、移動できるスーパーコンピュータを持っています。「マルチブル」くんを月に送り込めれば、月の土を使って土台を造り、結婚式場を完成させてくれるんです。読んでいると、月面に結婚式場ができたことを想像し、「月でどんな結婚式を挙げようかなぁ…」なんて、思わず考えてしまいます!

ここでちょっと、月面の建物は…と考えてみると、先日ブッシュ大統領が月面基地計画を発表したのはご存知でしょうか?火星への足がかりのためという話でした。月面基地のアイデアは1990年前後から盛んに行われてきましたが実現はもう少し先のようです。では、月面での結婚式の前に、宇宙で新婚旅行なんていかがでしょうか?えっ、本気かって?もちろん本気です。去年の暮れ、Space Adventures社というアメリカの宇宙旅行会社がISS(国際宇宙ステーション)へ、ペアで宇宙旅行へ行きませんか!って募集しているんですから。ただし、お値段はまだまだお高く、2名様で46億円です!これでは一部のお金持ちの人しか行けませんよね!?

月面基地は20年先だし、新婚宇宙旅行もお高いですが、誰もが宇宙旅行に行けるっていう未来に向かって、実際に世の中が動いているのもまた現実なんです! ありえないなんてあきらめじゃなく、夢が大きくふくらんできませんか? そんな今があるからこそ、“第六大陸”という月での結婚式をテーマにしたお話にあきらめを感じることもないのです。
 

国際宇宙ステーション

さて、さきほど出てきたISS(国際宇宙ステーション)で新婚宇宙旅行だなんてなんか平和的ですよね。アメリカとロシアとの間で繰り広げられてた宇宙開発競争の時代から、宇宙開発が国際協力の時代になってから作られたISSだからこそって感じます。このISSですが、もちろん新婚旅行のステイ先のためにあるのではなくて、宇宙環境の様々な利用も目的にしています。そしてこの中には、日本の担当する実験施設“きぼう”があります。あなたならISSでどんな生活・新婚旅行をしてみたいでしょうか?
 

<関連サイト>
・国際宇宙ステーション
http://www.jaxa.jp/missions/projects/iss_human/iss/index_j.html

・JAXAキッズ<宇宙ステーション>
http://kids.jaxa.jp/side/iss.html

・国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」
http://iss.sfo.jaxa.jp/iss/index.html
 
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