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 星の温度を測る技術から生まれた “耳式体温計”

皆さんはお医者さんが一年間に、何回患者さんの体温を測っているかご存知でしょうか??…正解は、約20億回だそうです(しかもアメリカ合衆国だけに限った話)。

ひとくちに体温計といってもわき下で測るもの、口の中で測るもの、測り方も水銀を利用したものや電子体温計など、さまざまですよね。今回はその中でも、耳で測れるタイプ、しかもたった1、2秒正確に体温が測れてしまう体温計のお話です。もともとこれは、地球からはるか遠く離れた星の温度を測るために、NASAが開発した技術からきています。

耳式体温計
©NASA
<宇宙から>

星の温度を測るって…またどうやって?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。 実は、星が発する赤外線を感知することで星の温度を測るのですが、これが耳式体温計の誕生するもとになりました。

<地上へ>














米国Diatek Corporation社はNASAに2秒以内に体温を測れるように、星の温度を測る赤外線技術を応用するよう頼み、耳式体温計として1991年に初めて製品化されるようになりました。

その使用方法はとても簡単で、耳元に1、2秒その体温計を近づければ正確に測定できるのです。しかも寝ている時でも、起きている時でも関係はなく、また、耳に直接あてる部分には交換用カバーを使用するので衛生的です。

日本でもテルモ株式会社などが発売しています。赤ちゃんなどにも安心して使えるのが嬉しいですよね。 (テルモ ヘルスケア情報局 http://www.terumo.co.jp/healthcare/index.html

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