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<第2回:一瀬泰啓さん>



NPO法人ちゅうごくねっと理事
(社)中国地方総合研究センター出向

一瀬泰啓さん
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LiS:
現在地域からの教育発信に「宇宙の利用を」と活動されていらっしゃいますが、そこに到るまでの経緯を教えてください。

一瀬さん:

私は建設系の土木エンジニアとして社会人をスタートしました。ですので技術系といっても専門的に宇宙を学んだことはないんですね。

 私の地域教育の始まりは、娘の不登校がきっかけとなり、小学校のPTA活動に携わったことだと思います。そのときに娘を救ってくれたのが実はクラスメートの1人で、大人達は自分を含めて何も出来なかったんです。これをきっかけとして、子供たちのために自分にもなにかできることはないかと強く感じて、PTA活動を積極的に行うようになりました。 3年した後にPTA活動を卒業し、それまでの経験を生かして、地域教育というテーマの下、もっと広く子供たちに何か提供していけないかと考えました。その中で水ロケットや熱気球という宇宙をテーマとして活動されている人達と出会い、子供たちに喜んで頂けそうな教材を知りました。今ではたくさんの仲間達と協力して毎週2回土日を利用して、色々な地域に出かけて宇宙授業をさせて頂いています。


LiS:
 

NPO法人ちゅうごくねっととして、宇宙に限らず幅広く活動されていらっしゃいますが、その具体例はどのようなものなのでしょうか。

一瀬さん:

ロケットを空のペットボトル、つまりは廃材から作って空に自分で打ち上げる、これだけでも子供たちは今までに経験できなかったことですが、大空高くロケットを飛ばした時、子供たちの心は作ったロケットを越えて飛んでいるんですね!

 宇宙に自分もいけるって本当に思っている。そんなときに、宇宙からの視点でいろんなものの考え方を持ってもらうことが出来ると思うんです。例えば地球の有限性や、水の大切さ、それが取り返しのつかないことになったら、自分達の生活が困るんだろうなって感じてもらい、宇宙を通して環境教育活動につなげていけたらって考えています。それにともなって、環境活動をされている仲間との連携ができ、逆にその人達が宇宙教育をやりたいというようになってきているんです。そういった広がりがやっと今出てきていると実感しています。


 今まで大人も子供もやったことのない教育コンテンツ、そういったものが宇宙教育で使われ始めているんです。でも実際には羽とか、ペットボトルとかとっても身近な存在なんだけれど、宇宙という色をつけることで今までやったことのない、とっても素敵なコンテンツになるんです。

 

宇宙授業の風景

LiS:

活動を始めた時は大変な苦労があったと思いますが、苦労・失敗談もしくはこれがあったから、続けられたことなどを教えてください。


一瀬さん:












こういう宇宙も知らない、教育も知らない私のような人間が宇宙教育をやるというのは、大変だったというわけではないですけれど、挑戦の連続でした。すごく楽しかったです。毎夜徹夜してコンテンツを考えたりしました。
 でもふっとだいたいおわったなぁと思った時にですね、毎週やっている子供たちの反応が逆に悪くなったんですね。それまではもう無我夢中で、子供たちに教えていたのが、こうやってこうやればロケットは飛ぶんだという教え方になっちゃったんですね。

   
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