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〜一瀬泰啓さん(4)〜
 

LiS:


宇宙飛行士とかは目的があって行くんですけど、これからは宇宙を楽しむといった宇宙旅行もでてくるとおもいます。そういう時代を控えた今、子供たちの中では目的とか趣味とか宇宙に対する大きな意識の違いがなくなることも考えられますが一瀬さんはその点についてどう考えていますか?

一瀬さん:

そうですね、まずおそらく僕が宇宙旅行を想像できないのは、ジェットコースターのように座席にしばられて、だーって発射して、ただ行ってなにかを見て、帰ってくるというイメージしかないからなんですね。だから、向こうへいって何かをするって事はあまり考えることが難しかったんですが、昨日宇宙学会で、ダンプティさんがじっくり考えて、自分のやりたい宇宙での様々な実験を自由な時間を使ってやっていたんです。毛利さんが紹介してくださいました。ああいうのがやりたいですね。

  宇宙に行ったから地球を見なくちゃいけないとか、月に降りなきゃいけないとかではなくて、そこでゆっくりものごとを考えるっていうのが国際宇宙ステーションの役割だと、そう毛利さんがおっしゃっておられてので、それを聞いた時「何かできそうだな」って思いました。地球上で考えるだけではなくて、向こうに行って考えて新しいことができる。まだ難しいかもしれないですが、具体的な事例とか挙がってきたらまた少し元気になっていくかもしれませんね。
 

ペットボトルロケット作成風景

LiS:

宇宙ステーションのお話が出ましたが、宇宙開発にどんな発展、役割を遂げていって欲しいかという一瀬さんのご意見をお伺いしたいと思います。


一瀬さん:


私はもともと宇宙とは関係ない人間で、今は多くの人と交流を持たせて頂いておりますが、「宇宙で何をやろう」とかというのを自分達で決めつけることはないと思うんですよね。やっぱりマーケティングというか、宇宙を利用してみんなが何をしていきたいのかっていう所をもっと宇宙開発に携わる人々にやっていってもらえたら良いんじゃないかと思います。マーケティングの話をさせてもらいますが、例えば、この水ロケットが商品だとしますよね。ま、自分の目で見て、この商品はどうなんだ、そしてこれを買ってもらうお客さんの目で見てどうなんだ、そして全く関係のない第3者から見てどうなんだ、というのがあると思います。
一瀬さん そしてもう1つ、今3つも目を言わせていただきましたけれど、もう1つはね、このロケットの気持ちになって見た場合はどうなんだろう?ってことだと思います。例えばね、この水ロケットが幼稚園生に打ち上げて欲しいよう!っていうとかね、ちゃんと商品にも気持ちがあると思うんですよ。実際にそういうことを私は経験したこともあるし、だから宇宙関係の人達は宇宙の気持ちになって何をして欲しいのかってのを考えて欲しいと思います。一般の人でも良いと思います。
何をしてほしい、自分が何をしたい、一般の人達は何をしたいか聞き、ゆっくりできる時間に宇宙を見て、宇宙は何をして欲しいんだろう、自分達をどう生かして欲しいんだろうと考えた時に何か面白いアイディアが出てくると思います。 それがきちっとしたものではなくて、型にはまったものではなくて、自由な時に私たちが行くべき道が見えるかもしれない。目に見えないかもしれないけれど、それだけの試してみる価値があるのが宇宙だと思います。


LiS:


若い女性、主婦という一般の方々へのメッセージを教えていただけたらと思います。

一瀬さん:

女性の方というか、お母さん方々はロケットとかあんまり興味ないのかもしれませんが、子供さんたちと一緒に参加されるととっても興味を持ってくださるんですよ。子供の教材を取り上げて自分で作ってしまったりという感じですね。だから宇宙を一回食べて欲しいと思います。子供さんと一緒にでもいいから参加して欲しいと思います。今広島のほうでも勧めているんですが、科学技術を子供や女性、お年寄りさんたちに伝える活動をしていて、「調理」を通して理科というか科学の大切さ、面白さを伝えるということをしています。理科を教えるチャンスをキッチンで作る、「理科、チャンス、キッチン」→「りかちゃんきっちん」、とどっかの人形に出てくるようなイメージですが、ああいうママゴト感覚でも良い、でもこういう科学技術というのは生活の中にある、そういう本質を勧めていくというプロジェクトも用意しています。

  ほんとうに食べてみてくださいですね。実験が終わったあとは、美味しいお菓子や食べ物ができるので、それを食べてみることも出来ます。お母さんが変われば、家の中が変わる、その1つのテーマに宇宙ということを加えて頂けたらと思います。
<インタビュー終わり>インタビュートップへ
   
 
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