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<住環境>について
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LiS:
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現在、色彩心理学からのアプローチで宇宙での衣食住(特に「衣」と「住」)の研究をされていらっしゃいますが、具体的にはどのようなことをされているのでしょうか?また宇宙での「住」において特徴的なことはどんなことですか?
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| 大貫さん: |
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本来、色は、心理的・生理的に影響するものです。色の心理作用には知覚の働きに及ぼす影響力と感情に及ぼす影響力があり、色のイメージが私たちの感情を喚起し、行動にも関係しています。また、内蔵の働きを支配している自律神経が色の影響を強く受けることから、色には生理作用があり、食欲や血圧の低下など身体の生理的現象や体調と関係していることなどがわかっています。色を宇宙滞在にうまく取り入れることによって、作業効率や健康を保持したり、気持ちをコントロールしたり、疲れやストレスを軽減したり安らぐことができ、宇宙生活が快適に豊かになると思われます。
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特に、宇宙ステーションのような宇宙滞在施設では地上で行われているように居住空間のインテリアを変更すること、いわゆる「模様替え」を自由にすることができず、季節感や作業効率や気分転換を目的とした環境によるカラー効果を期待することはできません。宇宙滞在においては唯一、衣服によって、容易に環境の色に変化をつけることができることから、衣服カラーは環境の「色彩調節」の役割を担うことにもなり、環境の一部として、着用する本人以外にも影響があります。
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©NASA |
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これまで、宇宙滞在における色の心理的・生理的効果を期待した衣服カラーとして、ミッション遂行のための衣服カラー、シチュエーション別衣服カラーなどを検討してきました。今後は衣服カラーによる心理的、生理的なストレスの軽減や不調の緩和を目的とした「宇宙ヒーリング」について研究します。
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LiS: |
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大貫さんご自身も宇宙に行ってそこに滞在してみたいと思いますか?
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| 大貫さん: |
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清水建設渇F宙開発室では「宇宙ホテル」を提案しています。(※)
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提供:清水建設(株) |
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その宇宙ホテルは60人以上の人が滞在できる大規模なもので、宇宙ならではの体験ができるパブリックスペースも大きく確保されています。
地球を思う存分眺めて過ごしたり、大空間で無重力を満喫したり、宇宙ホテルという至上の楽園を体験してみたいです。
(※)「宇宙に暮らす一宇宙旅行から長期滞在へ一」松本信二監修清水建設渇F宙開発室編 裳華房
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