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X-prizeって?〜世界はもうこんなに動いている〜 (2004年5月5日)

20世紀はじめ、パリ−ニューヨーク間の大西洋を無着陸飛行成功したら賞金25000ドル、
こんな航空機レースがありました。
そして1921年、これに勝利をおさめたのがあのチャールズ・リンドバーグ・・・

時は流れ21世紀、今度は新たに舞台を宇宙とした宇宙船レースが始まっています。
賞金1000万ドル(12億円!!)が以下の目標を達成したチームに与えられます。

@ 国の支援なしに、民間の資金で民間によって宇宙船を造る。
A 高度100km以上に人を2人運び、安全に地上に戻す。
B 同じ宇宙船で2週間以内に2回飛行する。
こんな桁外れの賞金を目指した壮大なコンテスト、「X-prize」というコンテストが
今、実際にアメリカで行われています。
世界7カ国20以上の団体がこのX-prizeに参加しており、もう数年以内に勝者が出てくると言われています!

宇宙旅行に行けるような技術はすでにある!問題なのは…
「一般の人が宇宙旅行に行けるような技術はすでにある
問題なのは皆が宇宙開発は国がやるものだと思い込んでいることなのだ。」
これはX Prizeの創始者ディアマンディスさんの言葉です。そして、これがX-Prize創設の背景になっています。
一体どういうことなんでしょう??
みなさんは宇宙開発というとどんなものを考えますか?
ロケット打ち上げたり、衛星を飛ばして天気予報に役立てたり、最近ではアメリカが火星に無人探査機を無事
送って話題になったり…人それぞれ色々だと思います。
ですが恐らくすべてがNASA(日本だとJAXA)など国の組織が大々的に行っているものなのではないでしょうか?
このように今までの宇宙開発というのは国が大々的に行ってきました。
しかし…人類が宇宙に初めて行ってから数十年経ったにもかかわらず、
「人が宇宙に行く」ということに関しては安くも身近にもなっていない!!というのが現状のようです。
この国主導での宇宙開発に疑問を感じ、国の機関ではなく民間による新しい形の宇宙開発を促進するような
コンテストを作ってしまおう、という動機で作ったのが、このX Prizeというコンテストだったのです。
では民間だとなぜ安くなるのでしょうか?
これについては次回の特集“X-Prizeの目指すところ”で触れていきます。お楽しみに!
次回は、特集2“X-Prizeの目指すところ”
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