宇宙技術・宇宙利用・衛星利用 宇宙旅行・宇宙観光情報 生活の中の宇宙を感じる体感イベント
Live in SPACE Project
   
Home From SPACE To SPACE FEEL インタビュー コラム ライヴ・イン・スペース・プロジェクトについて
始めての方へ 現在の宇宙旅行 未来の宇宙旅行 特集 今日のニュース
X-Prizeの目指すところ〜民間企業が宇宙開発・・・どうなる?!〜 (2004年6月)16日

突然ですが・・・携帯電話の歴史について考えて見てください。
ご存知かもしれませんが、携帯電話が出現したころはなんと手提げバッグのような非常に大きく重たいものだったわけです。おまけにとても高価だったためとても個人で所有するようなものではありませんでした。しかしその後様々な技術が進んでいき、一旦商売しうるくらいの形態・値段となった時点から徐々に売れはじめ、それにより複数の企業で競争が生まれ、値段も下がりました。ここで技術もさらに進化するという好循環がまわりはじめて、現在の爆発的普及となったわけです(右図)。


簡単に言ってしまえば、民間企業がロケット開発をしだすことで同じようなことになる可能性があるのです。そしてまさにこれがX-Prizeの目指すところです(右図下)。これまでの国主導のロケットは、採算を無視した「まず技術追求!」というようなロケットがほとんどでした。これに対して民間企業の場合は開発したロケットを用いてビジネスを行うことで、打ち上げ回数を増やしいき、低価格化につなげます。これは大量生産をすることで安くモノを作れるようになるのと同じようなことですね。またここで複数の企業で競争が生まれ、これによっても低価格化、そして技術の進歩・蓄積が実現します。そしてさらにロケットによるビジネスが商売になって、競争が激しくなって、低価格化や技術の進歩がさらに加速されて、と好循環が回ります。ここで付け加えておくと、この技術の蓄積というのは非常に、重要なものなんです。たとえば飛行機の歴史を見れば、経験による技術の蓄積がいかに大事かわかります。はじめは飛行機もたった数十秒の飛行でした。それが長年にわたる無数の飛行の蓄積の結果、なんと海を越えるようになり、おまけに現在では次の飛行に備えるために必要なのは、6人の人間と20分だけという運用性の高さとなっています。X-Prizeをきっかけにロケットもいつの日かそうなるかもしれません。
■携帯電話の歴史
  技術の進歩
商売になる 低価格化・
技術の進歩
  好循環
複数の民間企業で競争
  好循環がまわり現在の
  爆発的普及に!
■X-Prizeの目指すところ
   複数の民間企業で競争させる
  商売になる
低価格化・
技術の進歩、蓄積
  好循環
 複数の民間企業で競争
 
 好循環が回り、本格的な
  宇宙旅行時代到来か!?
このような背景から、X Prizeは民間企業のロケット競争のきっかけを作っているのです。もしここから実際に宇宙旅行に行けるようなロケットが出てきたとすると、宇宙旅行というものが社会的にも爆発的注目をうけるでしょう。それにより飛行回数も増え、コストがさらに下がるという好循環がうまれれば、最終的にはそれら技術的、社会的な基盤をもとに本格的な宇宙旅行時代到来!!となります。

ところで、みなさんの中には「民間のロケットなんて、大丈夫?」「NASAでも失敗するようなものなのに、何で突然民間ができるようになったの」などと不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。それには実はちょっとしたからくりがあります。次回は、その理由とともに、ロケット開発レースの先頭を走るいくつかのチームをご紹介!
次回は、特集3“X-Prizeの参加チーム”
「特集」のトップページへ
HomeFrom SPACETo SPACEFEELInterviewColumnAbout UsLinkSite Map
Copyright2004(c)Live in SPACE Project.All rights reserved