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X-prize参加チーム〜主要3チーム〜 (2004年10月13日)

今回はX prize参加チームの中でも注目されている3チームを紹介したいと思います。
まずはこのサイトでもたびたび取り上げており、つい先日X-prizeで見事に勝利を収め賞金11億円を獲得したScaled Composite社です。
そして次にはやい宇宙への打ち上げ日程を公表しているDa Vinci Projectというカナダのチームを紹介します。一時Scaled Composite社と同時期にX prize決勝のチャレンジを行うと発表し話題になりました。
そしてもう一つは、Canadian Arrow社です。X-prizeでの勝利には間に合いそうにありませんが、着実に実験を重ね、宇宙飛行に近づいている注目すべきチームです。


まずはScaled Composite社です。Scaled Composite社は飛行機設計エンジニアのバート・ルータン氏が設立した会社で、今回のX Prize用の宇宙船の開発にはマイクロソフトの副社長ポール・アレン2004年世界の長者番付第5位!!)が資金援助をしていることも有名です。ではこのScaled Composite社の宇宙船についての解説をしましょう。彼らの開発した機体は、White KnightとSpaceship Oneという、いわば親機、子機とでも言うべき二つの機体よりなります。

実際に宇宙に到達するのはSpaceship Oneのみで、三人が乗り込むことができます。
コンセプトとしては「地上から打ち上げるのではなく、空中からロケットを打ち上げてしまおう」です。
宇宙へ向かう途中までを親機にはこんでもらうことで、子機のロケットエンジンの負担分を「だいぶかせげる」
というわけです。上の写真から分かるよう親機は子機をお腹にかかえたまま飛行機のように離陸し、
高度14kmまで達します。そこで子機を落とします。
そこで子機はロケットエンジンに点火し、宇宙へ向けて上昇を開始します。
子機は上昇中にエンジンを切り、その勢いで高度100km以上の宇宙空間に飛び出て、
地球の重力によって大気にひきもどされるまでの数分間の宇宙飛行を行うのです。
そして帰還時には普通の飛行機のように滑走路に着陸します。
それにしても変わった形ですね。実はRutan氏はこのSpaceship Oneの前にも、Voyagerという
無着陸世界一周飛行をした設計者として知られており、氏の作りだす飛行機のデザインの型破りさと
性能のよさ
は大変有名なのです。
Scaled Composite社の社長である彼は平日の日中は会社経営の仕事を行い、夜や週末に飛行機の設計しているという、まさに才人でもあります。(Scaled Composites社のwebサイトへ

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