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民間会社のロケットで宇宙に到達!!-宇宙旅行時代の幕開け-(2004年6月22日)

6月21日、アメリカカリフォルニア州で、世界初の民間宇宙飛行が成功しました!!
記録達成後のこのパイロットの表情を見てください(右写真)。
この62歳のパイロット(南アフリカのマイク・メルビル氏)と優秀な設計者チームが宇宙開発を新たな時代へと突入させました。
驚くことにその会社の総人数はわずか数十人です。

すでにニュースでご覧になった方も多いと思いますが、下の写真にある機体こそが
この大記録を達成したスケールドコンポジットという会社の機体です。


ロケットが飛行機に抱きかかえられている形をしており、空中でこのロケットが分離さ れ、ロケットのみが上昇し宇宙(高度100km以上)に到達しました。このロケットの飛行中にいくつかの不具合が発生したようですが、パイロットの努力で機体を制御しての記録達成となりました。その間にパイロットは宇宙空間に約3分半滞在して無重力を体験したということです。


国の予算を全く借りずに民間の会社が宇宙に到達したことは航空史上においてとても画期的な出来事です!
今までとはまるで違った民間主導の宇宙開発時代の幕を開けると考えられています。
具体的には、宇宙旅行時代の幕開けです。

今回スケールドコンポジッツ社が少ない開発予算でも宇宙飛行ができるということを現実に世の中に示しました。
機体の開発にあたって同社はポール・アレンというあのマイクロソフトの大富豪から20万ドルもの資金援助を受けました。しかしこれはNASA予算の半日分でしかありません。アンケート調査などによれば旅行希望者(需要)がいることはわかっているそうですし、今回で技術が実証されました。しかもそれが比較的安値で実現できるとなれば、今後民間会社によるロケット開発競争が益々加速するのは間違いないでしょう。いまのところお値段は一人1000万円といわれていますが、それがこの民間会社の競争により下がるのも確実と思われます。
(分かりやすくは特集2「X-Prizeの目指すところ」)

今後も続々と新ニュースが入ってくることでしょう。人々が海外旅行のように宇宙へ飛び立っていく世界は意外に近いのかもしれませんね!

※宇宙を目指している民間の会社はスケールドコンポジッツ社だけではありません。
世界中の会社30社近くが集まって宇宙への進出を競うX-Prizeというコンペティションが行われており、ヒートアップしています。このX-Prizeについて「特集ページ」で詳しく解説しています。7月はじめにアップ予定の特集3「民間の宇宙船?ほんとに大丈夫?」も是非楽しみにしていてください!
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